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マンションの内見時ではついつい、お部屋に目が行きがちですが、実は共用部分にも物件選びで重要な箇所がたくさん隠れています。
そこを見落して、実際に管理状況が悪いマンションを購入し住みだしたときに、いろいろな面で不便を感じることがあります。
そのようなことにならない為に、マンションの内見時には室内だけでなく共用部分もチェックしてみましょう。
チェックポイントを下記のようにまとめました。

【マンション共用部のチェックポイント】

●清掃状況
共用郵便受けの付近に共用ゴミ箱が置かれている場合がありますが、その辺りが不要なチラシ等で散らかっていると、管理が行き届いていない可能性がありますので、要注意です。
その他の共用部もゴミ・汚れ等が目立つ場合は、一度仲介業者に管理状況を確認してみましょう。

●明るさ
共用部が暗い場合、共用の照明が切れている可能性があります。共用の照明が切れていて長期間電球を交換していない場合などは要注意です。
管理体制がしっかりしていないと、そのような細かい修理を怠る傾向にあります。
※マンションによっては、節電のため照明を１個飛ばしでつけている場合もあります。

●掲示板
たいていのマンションには、エントランスや管理人室の付近などにマンション管理組合の掲示板があります。
そこには、総会のお知らせや設備点検のお知らせ等、マンション居住者に関する共有事項が掲示されています。
ここで要注意なのは、明らかに作成日の古い紙が掲示されている場合です。古い掲示物を放置していることになりますので、管理組合が機能していない可能性があります。

●駐車場や駐輪場の状況
駐車場や駐輪場がある場合は、管理状況をチェックしましょう。
駐車場であれば白線が切れていないかなど見てみましょう。
駐輪場であればバイク・自転車はきれいに並んでいるか、清掃は行き届いているか、雨よけの屋根があるかなどを確認しましょう。
要注意なのは、誰も使用していない古い自転車が放置してあったり、自転車が雑に置かれている場合です。マナーの悪い住民がいる可能性が考えられます。

●ゴミ置き場
ゴミの日でなくてもゴミがステーションの周辺に放置されていないかなどチェックしましょう。

このように、共用部のチェックポイントをおさえておくことで、そのマンションの管理状況や、購入を決める際の判断基準になります。
マンションを見学する際はぜひチェックしてみてください。