信開ドムス三社 / リビング

一人暮らしで、家を買うってあり?なし?(その2)

2019/02/19

一人暮らしで、家を買うってあり?なし?(その1)の続編となります。
今回は、「②一人暮らしでの物件の選び方」についてご紹介いたします。
購入物件を選ぶ際の懸念点は、1人暮らし用の物件を買ったあとに「もし、家族が増えてしまったらどうしよう」と考えてしまうことではないでしょうか?
将来のことなので、予想しかできませんが、具体的に将来予想をしてみると、より自信を持って物件選びができるかもしれません。

 

【CASESTUDY1:2年後に結婚して2人暮らしになった場合】
人生いつ何が起こるかわかりません。
そんなときは、極端な想定をしておくと良いかもしれません。
例えば2年後、結婚して2人暮らしとなった場合を想定してみましょう。
おそらく、住宅ローン残高もたくさん残っている状態で、もしすぐに同じくらいの価格で販売できても、購入や売却にかかる諸費用がかかることを考えると、余計な手出しが必要になってきます。
以上のように考えると、なかなか購入するというところに踏み切れないかもしれませんが、次のように想定してみるといかがでしょうか?

 

a)1人増えても大丈夫な広さの物件を購入する
b)家族が増えたら購入した自宅を賃貸に出す

 

a)の場合→2人暮らしでも十分な広さの物件を選ぶ
例えば、小さめの1Rや1K物件であれば、2人暮らしは難しいかもしれませんが、2人暮らしに十分な広さがあれば2人でも暮らせる広さになります。(もちろん個人差はあるので狭くて住めないという人もいるかもしれません)

 

では、結婚と同時にお子様が増えた場合はどうなるでしょうか?
この場合はお子様の部屋が必要になるまでの期間を想像するとその家に何年住めるかがわかります。
もちろん個人差はありますが、生まれてから5〜10年(小学校くらい)はお子様と一緒に寝ることも多いですし、お子様専用の部屋は考えなくても良いのではないでしょうか?
逆にいうと5〜10年はその家で住むことができそうですね。
10年住むことができれば、市場によりますが売却してもローン残債を相殺できないというリスクが比較的少なくなります。

 

b)の場合→賃貸に出しても有利な物件を選ぶ
まず覚えておくべきことは、「賃料市場は変化が少なく」「売買市場は変化が大きい」ということです。つまり、景気などが影響して物件価格が変動していても、賃料にはそこまで大きな変化が無いのが日本の市場となっています。

 

そうすると、
・不動産価格が全体的に安いときは貸す
・不動産価格が全体的に高いときは売る
という選択になるということです。
上記を総合すると、賃貸にも売買にも強い物件、つまり「立地のよい物件を選ぶと良い」となります。電車利用の多い首都圏などでは駅近物件を選ぶと良いと思います。
1人の方で、家の購入を検討されている方は、ぜひ上記を参考にしながら物件探しをしてみてはいかがでしょうか?